一から建造物をつくる
鈴木 悠馬
Profile
宮城県石巻市出身。
設計の専門学校を卒業後、山大に新卒入社。
現在は木構造特殊建築室で非住宅の現場管理業務を担当。
実は高校の時までは公務員を目指していたのですが、設計事務所を開いていた祖父から声をかけてもらったことがきっかけで設計関係の専門学校に進学しました。 卒業後の進路を考えたときに、地元である石巻で働きたい、地元に貢献したいという思いがあり、地元企業を見ていく中で山大のことを知りました。 上場企業という安心感や福利厚生が整っているというメリットもありましたが、一番は会社見学をしたときに、扱う業務の幅広さに惹かれて入社を決めました。 小さい頃からプラモデルづくりなどのものづくりには興味がありましたし、学校で学んだことを活かせる環境というのもポイントでしたね。
現在は現場監督として、建設現場の工程管理を行っています。案件によっては完成までに1年以上かかるような物件もありますが、現場の職人さんとコミュニケーションを取ってみんなで作り上げていくという過程が面白いですね。何も無い砂地に一から建物を建てて、それが完成して無事に引き渡しとなった瞬間は何よりの達成感があります。 また、特建室(=木構造特殊建築室)の場合は、資材の手配や数量計算なども自分たちで行うので、使う資材を都度計算しながら発注して、最後にその資材を余すことなくぴったり使い切れたときは、「よっしゃ!」と嬉しくなります(笑)。
今は、二級建築士と二級施工管理士の資格取得が一番の目標です。ゆくゆくは一級の資格が必要とされる大規模案件にも携われるように、日々勉強中です。 試験料は会社が負担してくれますし、合格すると評価にも反映されるので、高いモチベーションで勉強を続けられています。 この仕事は、建物が建っていく様子を間近で見られますし、終わった後の達成感が自分の成長に繋がっている実感があります。 特建室は20~30代の若い人も多いですし、現場の職人さんもおしゃべり好きないい人ばかりで働きやすい環境だと思うので、ぜひ一緒に働けたら嬉しいです!
かなり多趣味なタイプだと思います。 スノボや釣り、愛車のジムニーで山に行ったりと、アウトドアで過ごすことが多いですね。
ある日の一日
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08:00朝礼・始業
現場作業を行っている期間は、基本的に出社はせず、現場に直行しています。 現場で職人さんも交えて朝礼を行ってから業務スタート。 現場の工程写真を撮りながら、作業の進捗を確認していきます。
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12:00お昼休憩
持参したお弁当を食べることが多いです。
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13:00業務再開
午後も午前中と同様、現場の工程管理を行います。 職人さんとも話しながら、不足しそうな資材があれば発注したりと、臨機応変な判断が求められます。
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17:00終業
その日の作業がすべて完了したら、現場の最終チェックを行い帰宅します。 帰りについても、基本的には現場からの直帰になります。